ギター文化館 シニアギターコンクール
ミドルエイジ35〜54歳の部
第1位


志賀 和浩 インタビュー



ーーギターを始めたきっかけはなんですか?

志賀  中学校でギター部です。クラシック・ギターとは何なのかもまっ たくわからないまま始めました。 ギター合奏から始めたんですが、だんだんおもしろくなっちゃって…。 ある時先輩がグランソロを弾いてるのを聴いたんです。

じつは僕、6歳からピアノやってたので、あの手の楽譜には抵抗もなかったので、すぐに楽譜を買ってきて弾いてみたら何となく音にできちゃったんですよ。

ーーうらやましい話ですね!

志賀  ええ、ええ。それですぐにこれはおもしろいなーって思いました。
ひとりでこんなことができるんだ、オーケストラみたいな演奏がって。 それでハマっていったんです。

ーーあとは怒涛のように?

志賀  そう(笑)。それで今度は大学に入って、宮崎七郎先生のところに習いに行ったら、 ヴィラ=ロボスのエチュードをやりなさいって言われて…ポンセのソナタとか……先生は厳しかったですね。
頑張っていたのですが、色んな事情で・・・結局1年しか通えなくて辞めたんです。 でも大学3年のときに記念にと、学生ギターコンクールに出たら2位でした。

ーーちょっと自慢ですね?(笑)

志賀  ははは、でも、独学の時代が長くて、やっぱり基礎ちゃんとやらないと上には何も積み上げられないな、 次にやる時はちゃんと基礎からやらなくちゃな、と思いました。

その後仕事に就いてから建先生のところにいたのですが、その後結婚したりでまた辞めて、 4年前の春に子供が高校生になったので一念発起してまたギターを始めようと思ったんです。

ーーそうだったんですか。

志賀  そのとき、僕は高校のギター連盟のOBサークルで一緒だった関係もあって高田元太郎くんと仲良くて、「弟子にしろ」って言ったんです。そしたら 「ボクは初心者には教えないんだけど、基礎からやり直すなら弟子にしてもいい」ってことで、ソルの初心者用エチュードからやり始めました。テクニックや奏法とか全部一からです。
1年くらい基礎をやって‥‥、 アマチュア同士の方が集まってステージを借りて練習会をひらいていたので、自分もソルのエチュードとか弾いたりするようになりました。

ーーなるほど。

志賀  その後高田教室とはレッスン時間の都合が遭わなくなったこともあって泣く泣く自主休学せざるを得なかった。ところが今度は ちょうど家の近くのアウラ音楽院で益田正洋先生がレッスンを始めたので、これはいいと、今度はそこに通い始めたんです。


ーーギターから離たり戻ったり…いろいろドラマがありますね?

志賀  はい、私は運がいいですよ、家の近くでレッスンが受けられてるし、友だちやライバルがプロ演奏家として活躍してます。
私のいとこも子供の頃からギタリストを目指して、今では高知の高校でギターを教えて、生徒を毎年コンクールに送り込んでますよ。松居孝行なんです。

ーーそうなんですか! 松居先生といとこ! いちむじんや松田 弦さんは義理の弟子??ですね。

志賀  ちがいます……ちがいます(笑)。

ーーところでギターの話になりますが、今日使われたのは?

志賀  佐久間悟です。使い始めてから丸3年になりますね。いいギターでしょ。たまたまアウラにいたらご本人に遭遇して、弾いてみたらすごく良くて…ネックを大きくして作ってもらっ たんです。佐久間さんの第3号なんですよ!

ーーいいギターですね。ところでこのコンクールに出たきっかけはどういうことだったんですか?

志賀  先輩の種谷さんたちがいたことと、じつは日本ギター連盟のギターコンペティションに出て連覇したいという目標があります。それで 度胸試しに出てみようと思って……。

今年はいろんなコンクールに出て、力を付けてギターコンペティション に来年また出て連覇する!これが今の目標なんですよ!!


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